
ラッキーと共に夕暮れ時を散歩するのが常だった。
その時間帯は、
逢う魔が時/大渦時って言うんだよと教えてくれた人がいた。
その言葉の中に、
闇に対する畏怖や魔という甘い香り、夜にむかう人々や植物の動き、
視覚がフェードアウトしていく危うさ、王子公園を歩くラッキーの背中、
その言葉を教えた人の印象まで、あらゆるニュアンスが
navaoの頭にはインプットされていて、
今でも私は夕方が一番好きだ。
今日、「かたはれ時」という言葉を知った。
漢字はどうはまってるんだろう?という疑問と共に、
黄昏時(誰そ彼時)やおうまが時といろんな表現を持つ日本人の豊かさに感じ入る。
言葉を味わう時間は贅沢な時間だと思う。
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