父の使っていたWaterman USAの万年筆
40数年ぶりに目の前に出て来た。
現行のは仏製で百貨店の万年筆売り場で調べてみると
カートリッジ、コンバーター共に
径が合わなく、入らない。
困った。使えない。インク壷にどっぷりつけて使うか?
まず、銀座のヴィンテージものを扱っているところに
お電話を。
ウォーターマンのコンバーターは2年前に出て来たが
それからは見つかっていない。
でてきてもコンバーター自身、ゴムの部分があって消耗品なので
それがずーっと使えるわけではなく
古いカートリッジをお持ちならば、それにインクを注いで
使ってみられたらとていねいに説明していただいた。
他のメーカーは径が一致しているのが多いらしいのだが
この古いウォーターマンは違うので.....
出現したら、連絡をいれてもらう算段をして 次へ。
続いて2軒、かけてみたが現行商品のみ。
4軒目。神戸、元町にある文具サワタニさんにお電話した。
「私自身も、万年筆が好きなので....」と
社長のサワタニさんご自身がお電話口でお話して下さった。
詳しい人がいるので
そちらに尋ねてあげると言っていただいた。
「長く使っておられたお父さんの万年筆なら
その万年筆の書きやすい角度を探してみて下さい。
お父さんの癖が必ずついていますので
その角度がわかれば、お父さんの字が書けますよ」
思ってもみなかったインフォメーションに
私はぐっと詰まってしまった。
父は達筆だったと聴いている。
明日、サワタニさんにこれを持って行こう。
わー懐かしいです。有ったんですねぇ。
返信削除ペンの部分から金のラインが二本延びていて。
親父殿の書き癖、とは驚き。
どんな字書いてたんでしょうね。
ちょいと不思議な気分を頂き、ありがとう。
かなり、角度は低く、ペンの持ち方も筆持ちに近かったんではなかろうかと思われます。力をいれずに書いてはったみたいです。
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