幼児の頃、
よく祖母の背中におんぶされて過ごした。
その時に祖母が歌ってくれていた子守唄は
”怖い夢見てうなされて〜”で始まる暗ーい曲。
聴かされる話は
悪いことをして死んだら、地獄に落ちる。
うそをついていたら、死んでから舌を抜かれる。
とにかく悪いことをして死んだら
釜湯でにされるし、針の山を登らされるし
死んでるから死ねないのに
痛いことばっかりされると
生まれてまだ2年ぐらいしか
たってないのに、いっぱい聴かされた。
死ぬという概念も悪い事もわかってはないが
子供は怖い話は好きだから
想像をはり巡らす。
そうするうち、何年か経って、ある日、
なにかの拍子に子供は地獄絵を目にする。
そうすると
そこには年寄りが話していたとおりの怖さが存在し
あああ〜やっぱり
悪い事したらおばあちゃんの言うていたとおり
こうなるのかあとますます想像過多になる。
というふうに
信心深い年寄りと時間を過ごした子供は
いい子になります。
おかげさまで
本来、守護天使であるはずの大天使ミカエルが
上の写真のようにnavaoには閻魔様に見えてしまう。
祈りの部屋などにあろうものなら
縮み上がってしまうのです。
(写真はMontserrat/Barcelona/Spain)
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