2012年1月18日水曜日

法華経の省察 ティク・ナット・ハン著/藤田一照訳


去年11月末、GBCの旅行でごいっしょさせていただいた和尚様のお一人、
藤田一照師がティク・ナット・ハン老師の訳をされている。

日本の読者の皆様へ
日本には仏教を実践するために必要な全ての要素ーーー仏教の長い伝統、美しいお寺、あらゆる経典、政治的・宗教的に自由な社会、などーーーがそなわっています。仏教徒であるかどうかにかかわらず、日本人の一人一人のなかには深く仏教の血が流れています。国そのものが仏教に基づいているからです。禅、生け花、茶道、和食、武道をはじめとするさまざまなすばらしい文化として、あるいは心の学として、日本は世界中に、とりわけ欧米に大きな影響を与えています。.....
<法華経の省察ーーー行動の扉をひらく/ティク・ナット・ハン著、藤田一照訳>序文冒頭


この序文を読み始めた途端、涙が出た。
そして間違いなく凄い本を今、手にしているなと実感した。

序文は続く....
仏教は我々の苦しみを幸せへと変容するためのツールです。仏教は暮らしの中に、我々の中に生きています。お葬式のためにお寺にいくことだけが仏教の実践ではありません。死んでから実践したのでは手遅れです。
心豊かな人生を送るために、何か新しいものを外へ求める必要はありません。...仏教という素晴らしい智慧の宝はすでに日本人の皆さんに充分備わっているのです。その智慧の宝に気づき、積極的に、かつ巧みに自らの暮らしに応用することができるなら、より平和で健康的な日本社会が未来の世代のために築かれていくでしょう。....
<法華経の省察ーーー行動の扉をひらく/ティク・ナット・ハン著、藤田一照訳>序文より


日本人ではない老師様が日本のことを考えて書き綴られたこの序文、
日付を見てさらに驚いた。
「2011年3月10日 プラムヴィレッジにて    ティク・ナット・ハン」

日本が変容を迫られる事態に陥る日の前日の日付である。

本文を読むに至る前に
あとがきのページへと私の手が動く。

そこには

藤田先生があとがきを書き始めた最中に震災がおこり、
先生自体が精神的ダメージを受け、何も書けなくなった時、
老師様から「日本の友人の皆さんへ」と題して
「お互いを愛し合い、
お互いのために存在しあい、
生かされている一瞬、一瞬を大事にして生きる」
という励ましのメッセージを受けて
震災以前に訳し終えていた本文のリアルタイムでの必需性を改めて感じられ、
お仕事を続けたとの由。

藤田先生がこの本を翻訳して出す事になられた「めぐり合わせ」を感じられたように
私はインドへ行って藤田先生に出会い
この本に出会い
ティク・ナット・ハン老師を知り
法華経の扉をひらく機会をいただいためぐり合わせに感謝です。

初めての法華経にnavaoの反応は
いろんな思いが巡って頭がグルングルンになった。
自分のやってきた行動の種になった思いを知ることが出来た。 ....etc

いろいろ感じたけど
いろいろ凄すぎて書けない。
一つ言えることは
仏教の本でこんなにストレートにハートに飛び込んできた本は初めてだ。

私はこれからの人生で何度も何度もこの本を読み返すことになるだろう。


「法華経の省察ーーー行動の扉を開く
Opening the Heart of the Cosmos / Insights on the Lotus Sutra 」

ティク・ナット・ハン 著 Thich Nhat Hanh
藤田一照 訳 Issho Fujita


是非、求めて読んで下さい。

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左側の白い本はティク・ナット・ハン著/池田久代訳
「小説 ブッダ いにしえの道、白い雲」
  今、ゆっくり、読んでいるところにゃ。





2012年1月14日土曜日

裸足の生活

実はこの六ヶ月ほど
靴らしき靴を履いていない。
だから、靴下もはいていない。
冬になってレッグウォーマーは使っている。

夏に
親指が巻き爪の右足で思いっきり敷居を蹴ってしまい
肉が盛り上がって、巻き爪がめりこんだままになったから
靴など履ける状態ではなかった。
力がかかると血だらけになるし
リンパ液も出てくるし
あ〜、もう誰も私の足に近づかないでくれ状態。
初めは包帯をするのも痛かった。

11月まではサンダルを履いて過ごしたが
その後はあまりに夏っぽいと変なので
以前に履いていたBath Craftというメーカーの革のスリッパを引っぱり出して使いだした。
まあ、これも季節感が変なのだが....

まあ
靴のことはどうでもいいのだが

裸足でつま先を出したまま、歩くと
12月後半ぐらいから
爪の間に風が入って来て寒さがしみた、が、
歩きながら、つま先を動かしたりしていると次第にそれも気にならなくなる。
足を常に感じながら歩くのは快適で
頭もすっきりするし
靴で足をカバーする気が全くなくなってきた。

先日、そろそろビルケンシュトックなら履けそうなので
一日、使ってみたが閉塞感で疲れてしまった。

爪を気にしながら
靴を履くぐらいなら、もう、いいや
この冬は靴を放棄してスリッパですごしちゃおう。

ゴージャスなオーバーコートが
スリッパに不釣り合いなので着れないのが残念だけどね。

2012年1月4日水曜日

仏料理 gueule ぎゅーる @岡本/神戸

神戸・岡本にあるフランス料理のお店 gueule ぎゅーる
写真はランチでの前菜。あまりの新春の装いにドキドキしたにゃ。
目に口に美しい一皿は スモークした寒ブリとフォアグラに大根をそえて........
とにかく美味。

3月頃、岡本から神戸・元町の大丸の近くに移転されるそうです。

gueuleぎゅーる
神戸市東灘区岡本1-11-21
グレイス岡本ビル2F
Tel&Fax:078-453-6210
定休日:水曜日
営業時間:11:30~14:30/17:30~22:00

2012年1月2日月曜日

お年賀







写真は中国の古い机なのですが
龍の正面図です。不思議な絵図なので
小さい時からよく眺めていました
新年の思いは
子供達のために
正面から見据えてよく判断すること
未来へ向けての希望を
つなごうではありませんか

今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます navao

2012年1月1日日曜日

A Happy New Year 2012


ガンジスの朝日