2011年6月22日水曜日

夏至の夜に

今日は夏至にゃ。
5時頃目が覚めたら明るかった。日の出は4時33分だったらしい。
日の入りは19時4分だから15時間近く明るい。つまりたくさん働ける。

今晩はItsumiちゃん家でのキャンドルナイトに参加する。
こういうイベント好きだな。
特に今年は。


10代のころ
山の中でキャンプをしたとき真っ暗で
自分が食われる方の動物の類いであるなあと思ったことがある。

あんまり自然に抵抗せんように
生きんとね!まったくね!
(いろいろと自省気味)


2011年6月13日月曜日

見失った真理

紀野一義氏の本を読んでいて思いっきり笑った。

禅の師家は親切には教えない。あんまり親切に教えると老婆心切といっておばあさんが孫を可愛がるようだという。これはあんまりいいことではなく、大体おばあさん子は三文安いという。何故かというと可愛がりすぎるからである。寒いといえば着せ、暑いといえば脱がせる。着せかえ人形ではあるまいし、自分がやればいいのである。それを勝手に着せたり脱いだりさせているから、三文安いのができ上がる。ところが師家はそんなことはせぬ。寒いといえば脱がせ、暑いといえば着せるかも知れぬ。そういう師に就くのが幸せなのである。
「ある禅者の夜話」より

いろんなところに手が届きすぎてボケてるのは
自分も含めて三文安やねんけど

トイレのふたが勝手に開いたり閉まったりして
『エラい事になってきたなあ』と思っていたにゃ。
結局、日本列島にイージーな部分が増えすぎてエラいことになってる。

村上春樹氏がカタルーニャでの授賞式スピーチで東電と日本の社会に対して
「効率を求めすぎた結果」と発言されたそうだ。

便利や簡単を求めた結果
日本人だけが身を以て経験した真理を
簡単に失ってしまった。

そうした現実をお空の上の禅の師匠が見ていて
「寒い言うたら脱がせよかあ?
暑い言うたら着せとこかあ?」言うて
勉強しいや〜って、言われてるような気がする。




2011年6月11日土曜日

sesera M4


ご無沙汰です。
忙しいのか暇なのか、でもやる事がなくならないから、
やっぱり、忙しいのかな?
携帯や、コンピューターに本当コントロールされてるな〜。
時間がどんどんなくなってゆく。
なので、少し休暇もかねて、バースに行って来た。
クリスの実家は今は空き家で、貸し出している。
今回はとても凄い状態で帰ってきたので、お家に着いたとたん、
ホリデーは急遽、お掃除ホリデーとなった。

こちらでは、DIYが普及していて、壁なんかも自分たちで
ペイントしたりする。色や/種類もたくさんある。
なのではりきりすぎて、
ロンドンに居るよりも、疲れて帰って来た。
ランドロウドも楽じゃないよね〜。

バースの町中も今、ドンドン変わっていて、
私達もいくつか新しいレストランを見つけた。
ロンドンへの帰り道、高速M4で写真とったの。
スピードのおかげで、けっこう面白いイメージ撮れたので、
今回は写真家セセラをお楽しみあれ。
カメラはビンテイジ/アイフォン
新しいフォトサイトも作ったので、覗いてみてね。




                                    
 

 






2011年6月6日月曜日

沈黙は容認になる

オーストリア国籍の友達はあの地震の後、すぐに、
大使館から日本国外へ出る退去勧告がでて
しばらく、オーストリアで過ごしたんだよ。
それを聴いてnavaoは現実を痛烈に感じた。
......にぶくなってたんだ。
日本は安全な国のはずだったから.......


最悪の状況だって、みんな知ってるよね?

だからどうせいっていうのって?

自分が沈黙していることは
相手を容認していることだから
それはイエス(肯定)になるにゃ。

ダメって思ったら
ちゃんとNG出しましょう。

自分の身や身辺にふりかからないと
痛みや危険がわからないようじゃ、情けないと思いません?

目に見えないから何が起こってるかわからない。
そしたら
想像するしかないでしょう?
ちゃんとイメージできたら
自分の意見は決めれるのです。

自分の生きてる時代だけでなく
次世代のことを考えようにゃ。





2011年6月4日土曜日

老いの才覚 曽野綾子氏著

なんでん、かんでん
果ては話のオチから何から何まで
ネットという媒体で
無料配信してしまう事に最近、抵抗がある。

簡単に情報が手に入るから
ありがたみもない。
情報を得るのはほんの10年前まで
簡単なことではなかった。

今週、読んだ曽野綾子氏の著
「老いの才覚」
面白かった。納得する部分がたくさんあった。
20代の友達にも勧めようと思うにゃ。
最近は20代で老いてる人もたくさん見受けるよにゃ。
つまり、”精神の老い”は年令に関係なくやってくる。

氏が転用されていたブラジルの詩人の詩が
これまた圧巻だった。


と、ここに、もし詩人名を書いちゃうと
ググって
さらっと読んで
おしまいになっちゃうから書かない。

本は買って読んで下さいにゃ。

地震を機に
電力を節約したりすることから全て生活の見直しが始まっているように思うが
この際、いろんなことを
時計を逆に思いっきり回して3〜40年前ぐらいに
さかのぼってものいいんじゃないのん???